街中で見かけられる聖獣の彫刻や、風に乗って聞こえてくるガムランの音のせいなのか、ヤシの木と田圃の景色に囲まれ、彫刻家や画家が集まる山の中の街ウブドは、なにやら空気が濃くて細波がたってるかのような独特の空気がある。
グヌン・ルバ寺院
ウブド発祥の地と呼ばれるチュリ川とウォス川が合流する谷間に、建てられた由緒ある寺院。
8世紀に、ジャワの高僧が、アグン山に詣でようと 数百人の信徒をつれて、バリのジャングルを歩いていたところ光に導かれ、この渓谷に辿り着いたそうです。このあたりは、ubad(薬草)の宝庫でもあったため、この地はウバドと名付けられ現在のウブドになったそうです。
街の景色
どことなくけだるいのんびりとした街には、観光客相手のお土産物屋や、ギャラリーや、南国情緒あふれる内装のレストランも、たくさんありました。ウブド市場では、食品からお土産まで、何でも売っており、金額は交渉次第でした。
郊外の景色
ウブド中心部から少し離れてみると、ライステラス(棚田)が、椰子の木のシルエットを 背景に広がっていて、心地よい緑豊かなのんびりとした微睡みのような風景がひろがっていました。
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